健斗のマビノギブログ

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ブラックから始まるエリン生活 第9話 エリン恐怖体験2

今日も雑貨屋でアルバイトをしていた。
今日は太い糸の材料の羊の毛を刈るために村の外に来ていた。
先日の墓地での恐怖体験で強くならなきゃと思い村の外で時々オオカミを倒したりしていた。
そのためか、オオカミが何度も仲間の仇とばかりに襲ってきたので戦っていた。

「今日はやけに絡んでくるな。早く仕事を終わらせたいのに…」
何度も襲い掛かられて嫌気がさしていた。
戦闘スキルを成長させるために何度も戦っていたからだろうか?

やがて、必要な羊の毛を刈れたのでそろそろ帰ろうかと思った時異変が起きた。
なにか異様な気配を感じたのっだ。
すると大量の遠吠えが聞こえ振り返ってみると

「ほあっ!?」

この辺りで強い白いオオカミが大量にいた。
そして奥には信じられないほど大きな白オオカミが居た。
しあも2匹も。

健斗は迷わず逃げた。
(まともに相手をしたら絶対やられる!!)

逃げ出した健斗はマルコムさんに化け物出現の報告をするした。

「ああ、また出たんですか。たまに出るんですよね。」
「以前から出るんですか・・・?」
「ええ、他に東の放牧地にも黒い巨大なオオカミが時々出没します。」
「…」
「放牧地にはデイアン君という羊飼いの少年がいるんですがそんな場所でえらいですよね。彼は採取用ナイフの改造が得意なんですよ。」
健斗は半分放心状態だった。

結局この日は太い糸を作るだけだった。

(あんな化け物が出没するとか、この世界では当たり前なのか?それともこの村が魔王の住むラストランジョン付近でたくましく生きる村なのか…)

とにかくのんびり暮らすためにも強くならなければと思う健斗であった。